気軽に乗れて、おしゃれなデザインの折りたたみ式EVバイク!
電動なので、静かで排気ガスもださずに、街なかをス~イス~イ走ります。まだまだ乗ってる人が少ないので、街なかで注目されること間違いなし!!
そんな折りたたみ式EVバイクのなかで大人気の2車種AioonとBLAZE。どちらにしようかと迷っている方も多いのではないでしょうか。
そんなAioon&BLAZEをいろんな角度から比較してみたいと思います。
Aioon&BLAZE スペック比較
まずは基本的なスペックから比較します。見た目もよく似ている両者ですが、細かいところで差があります。
違うところを黄色ラインでマークしてます。
Aioon | BLAZE | |
---|---|---|
展開サイズ | 110×53×107cm | 120×65×95cm |
折り畳みサイズ | 40×26×106cm | 60×35×120cm |
乗車定員 | 1名 | 1名 |
最大積載量 | 110kg | 120kg |
車両重量 | 約16.5kg | 約18kg |
電池のタイプ | リチウムイオンバッテリー | リチウムイオンバッテリー |
充電時間 | 約4.5時間 *1 | 約3.5時間 *1 |
定格出力 | 0.36kw | 0.35kw |
走行距離 | 満充電で約30km *2 | 満充電で約30km *2 |
タイヤサイズ | 前後:203mm | 前後:315mm |
ブレーキ | 前後:ディスク式 | 前後:ディスク式 |
最大速度 | 25km/h *3 | 30km/h *3 |
標準価格 | 158,00円(税込) キャンペーン中138,000円(税込) | 197,780円(税込) |
この比較でわかるのは
- AioonがBLAZEよりサイズが小さい(通常時長さ10cm差、折り畳み時体積約1/2)
- 最大積載量が10kg違う Aioon<BLAZE
- AioonがBLAZEより1.5kg軽い
- AioonがBLAZEよりバッテリー充電時間が長い
- 走行距離は同じ
- AioonがBLAZEよりタイヤが径11cm小さい
- AioonがBLAZEより最大速度5km/h遅い
- AioonがBLAZEより約40,000円安い、キャンペーン中は約60,000円安い
要するにAioonはBLAZEよりひと回り小さくて軽く、最大速度も少し遅い、けれど価格が安い。小さいというのは折りたたみ式EVバイクで持ち運びしやすいというメリットでもあります。
Aioon《販売サイトはこちら》BLAZE《販売サイトはこちら》
Aioon&BLAZE 性能比較
タイヤ径
AioonとBLAZEが性能面で大きく差がつくのは、タイヤ径です。
Aioonがタイヤ径203mmとBLAZEが315mm、Aioonのタイヤ径がBLAZEの2/3です。このタイヤ径を数字で言われてもピンとこないと思いますので、ママチャリと比較してみます。
このタイヤの大きさで何が変わるのかというと、
- 車輪の回転数・振動数
- 乗り越えられる高さ
1.車輪の回転数・振動
車輪1回転で進む距離はBLAZEだと約90cm(円周=直径×3.14)、Aioonだと約60cmです。例えば10kmの距離を進むときBLAZEは約11,111回転、Aioonは約16,666回転で1.5倍の約5,000回転多く回ります。バッテリー出力は、ほぼ同程度のスペックなので最大速度で差が付きます。また走行距離も違うはずですが、公表スペックだと30kmと同じ距離になっています。
同じ速度だとAioonのほうが1.5倍回転数が多いため、振動が多くなりますが、ショックアブソーバーにより衝撃を吸収し、コンパクトながら快適な乗り心地を実現しています。
また、回転数が多いので同じ距離を走行した場合、タイヤの摩耗が大きくなります。
2.乗り越えられる高さ
Aioon、BLAZE共に舗装道路での走行を想定しています。
ですが、砂利道やオフロードは、原付バイク(スクーター型)が行ける道路なら走行できます。なぜなら原付バイクの車輪も同程度のサイズだからです。
ただし、原付バイクのほうが重心が低いので安定しています。
よくあるケースでアスファルト舗装工事の場合を見てみましょう。工事でできる段差は30mm~40mm(アスファルト表層部分)です。下図参照
アスファルト舗装工事での40mmくらいの段差なら、タイヤ径が203mmのAioonでも問題なく走行できます。
オートクルーズ
長距離走行に便利なオートクルーズ機能が搭載されています。
BLAZEは、ボタンを長押しするだけでスロットルハンドルを回さずに、一定速度で走行が可能。
Aioonは、アクセルを開っぱなしで3秒位経つと、一定速度で走り続けます。
この機能はブレーキをかけるかアクセルを回すと解除されます。
その他
その他の設計、装備をご紹介します。
BLAZEには、盗難防犯アラートを搭載しています。車両の振動を感知し警報を鳴らします。
Aioonは一般社団法人 日本車両検査協会にて 1000N,100kg上の負荷を50000回の疲労試験に合格しています。
両者とも特定電気用品を販売するにあたっての認証、菱形のPSEマークを取得しています。
Aioon《販売サイトはこちら》BLAZE《販売サイトはこちら》
Aioon&BLAZE スタイリング比較
Aioon&BLAZEともにフレームのみで構築されており、街なかでも異彩をはなち非常にめだつ車体です。デザイン性にも優れていて、シンプルなコンパクトさで目を引きます。
カラーバリエーション
めだつ車体なら、自分好みのカラーでもっと目立っちゃおう!
BLAZEは6色から選べる
BLAZEは、ブラック、カーキ、ワインレッド、ホワイト、デニム、パステルの6色のカラーバリエーションから選べます。
デニム・パステルは追加費用がかかります(税込9,900円)。
Aioonは3色から選べる
Aionnは、ブラック、レッド、ホワイトの3色のカラーバリエーションから選べます。
メーター
BLAZEのメーターは、ハンドルの真ん中に位置していて見やすいです。
Aioonのメーターは、ハンドル右側に設置されています。
Aioon《販売サイトはこちら》BLAZE《販売サイトはこちら》
Aioon&BLAZE オプション比較
別売りのバッテリー、収納カバーなどの比較です。
バッテリー
バッテリーは、充放電サイクル約500回、毎日使って3年程度で寿命になります。
BLAZE
バッテリーは劣化時の交換に必要な重要なアイテムです。また長距離移動のときの予備バッテリーとしても活用できます。
BLAZEの純正バッテリー 49,280円(税込)です。
Amazonでも販売していますが、公式サイトより高い49,800円(税込)です。
Aioon
Aioonの純正バッテリー 26,100円(税込)です。Amazonでも同価格です。
Aioon《公式サイトはこちら》カバー
BLAZE
BLAZEのカバー 5,280円(税込)、こちらは展開時のカバーです。
BLAZEのスタンド 19,800円(税込)、折り畳んだときのスタンドです。展開時より省スペース。
BLAZEの輪行袋 42,680円(税込)、持ち運び用の輪行袋です。リュックのように背負えます。
Aioon
Aioonの収納カバー 7,900円(税込)、車載用(写真左)と輪行用(写真右)2WAYで使用できます。
輪行時には、上部 持ち手と、下部 車輪についてるキャスターが役に立ちます。
Aioon&BLAZE 保証比較
製品保証を比較してみます。
両者とも
- 6ヶ月保証 モーター / ハンドル / サイドミラー / テール / ナンバー灯
- 1年保証 本体/バッテリー(60%以下に低下しないこと) / アダプター / キー
と同様の保証内容になっています。
注意したいところはバッテリーを充電せずに60%以下に低下してしまうと保証外になってしまいます。
Aioon&BLAZE 製造メーカー
BLAZEを製造しているメーカーは、2002年創業の株式会社ブレイズです。
次世代EVモビリティ開発のために作られた会社で、BLAZE以外に4輪や3輪のEV車を製造販売しています。親会社が東京証券取引所グロース市場で上場の㈱MTGです。MTGといってもご存じの方が少ないと思いますが、ビューティー製品のRefaやSIXPADを販売している会社と聞くとわかると思います。
販売はネットと販売代理店(バイク屋、家電量販店)で行ってます。
Aioonを製造したメーカーは、合同会社Niiro。2018年より準備を進めてきた電動バイクブランド「RIDE ON」を立ち上げ、初のモデルとして電動原付きモデル「Aioon」を発表しました。
2021年クラウドファンディングで293名から2239万円調達、現在は終了しています。
2022年3月 Amazon電動バイクランキングNO.1になっています。
2023年3月現在、東京都目黒区にあるグロースパートナーズ株式会社が販売しています。
販売はネット中心です。
Aioon《販売サイトはこちら》折りたたみ式EVバイクの特長 口コミより
購入を考えている方に、口コミから折りたたみ式EVバイクのメリット・デメリットをお伝えします。
メリット
- 電動で静かなので、バイク騒音がない。舗装道路走行は快適!
- 軽くて持ちやすいので、車や電車で楽に運べる
- デザインがおしゃれなので注目される
- ガソリンスタンドにいかなくて良い
- 簡単に折りたためるので駐車スペースがいらない
デメリット
- タイヤが小さいので衝撃がダイレクトに来る
- 坂道ではパワー不足のため速度が低下する
- どんどん追い抜かされるので交通量の多い大きな通りを走るのは少し怖い
- ヘルメットホルダーや自賠責保険証を入れるスペースがない
折りたたみ式EVバイクを実際に使った人の口コミから判断すると、こんな人に向いてます。
・10km未満の距離で、割りと交通量の少ない平坦な舗装道路を通勤などで使いたい
・旅行などで車に積んでサクっと観光地を廻ってみたい
逆に向いてないのはこんな人です。
・アップダウンの多い山道や遠距離を走りたい
・交通量の多い大きな通りで使いたい
震動などで部品が外れたりすることもあるので、自転車とは違い自分である程度メンテナンスする必要があります。
Aioon&BLAZE比較 まとめ
しっかりとした作りのBLAZE、親会社の販売ノウハウや資金力をベースに全国に販売網を構築しました。そのため、販売代理店のマージンと大企業のグループ会社としての利益追求で価格が高めになってしまうのはしょうがないのかもしれません。本体価格で4万円以上、消耗品であるバッテリーでも2万円以上差がついています。
対してAioonは、持ち運びしやすいように軽量化、省スペースを意識した設計で、ネット販売が中心です。中小企業で非上場なので企業体力に若干不安はありますが、余分なマージンが必要ないため、価格が安く抑えられます。消耗品のバッテリーも安いのが魅力です。
キャンペーン中は、Aioon138,000円(税込)販売中です。通常価格より2万円安い!
詳しくは公式、販売サイトで!!
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