『BDレコーダーはどのメーカーがいいの?』に答えるAV家電プロ

ブルーレイロゴ
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テレビ番組の録画・保存に欠かせないのが、ブルーレイレコーダーです。

テレビにつないだHDDでも録画再生はできますが、そのテレビでしか再生できないためテレビが壊れた場合再生できなくなってしまいます。(一部ネット認証で他のテレビ再生可能 HDD はありますが、従来のHDDに比べ高価で、HDDのネット認証が必要)

それに今では録画した番組をネット経由で 、世界中どこにいてもスマホなどで見ることができます。

さてそんな便利な、ブルーレイレコーダーですが、どのメーカーのものが良いのでしょうか。

結論を先にいうとパナソニックがNO.1です。

その理由と、他のメーカー製品との 比較 ・特徴をお伝えしていきます。

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ブルーレイレコーダーの基本スペック

ブルーレイレコーダーの基本スペックは、チューナー数とHDDの容量です。

チューナー数で同時録画できる番組の数が変わり、HDDの量で録画できる時間が変わります。メーカーによって差はありますが、1チューナー500GBから3チューナー2TBまでラインアップされています。パナソニックには全録の機種もあります。

このチューナー数とHDD容量がそのまま価格差になります。

ここで注意したいのが、HDDは後から外付けHDD増設で容量を増やせるのですが、チューナーは増やせません

1チューナーだと裏番組、連続した番組が録画できませんので、購入したあとで後悔する方がいらっしゃいます。

最安だからと言って1チューナーを選ばず2チューナー以上がおすすめです。

ブルーレイレコーダーはレスポンスがキモ!!

DVDやブルーレイのレコーダーをお使いの方はわかると思いますが、リモコン操作がとても多いです。

  • 電源ON/OFF
  • 番組表スクロール
  • 録画予約
  • 再生・早送り・巻戻し・停止
  • 録画番組消去または、 ブルーレイディスク へダビング
  • 番組編集 etc….

HDDの容量が大きければそんなに頻繁に番組消去しなくても済むかもしれませんが、高画質で残しておくとかなり容量を消費します。

そんな頻繁なリモコン操作で、反応が早くてストレスが少ないのがパナソニック製のブルーレイレコーダーです。

その訳は、使われている半導体( UniPhier)が非常に優秀だからです。

パナソニックは、半導体事業でUniPhier(ユニフィエ)というCPUとビデオコーデック等を内蔵したシステムLSIと、OSとミドルウェア等から成るソフトウェアプラットフォームで構成されるデジタル家電用の統合プラットフォームを開発。半導体事業とUniPhierはデジタル家電の売り上げと軌を一にして成長、現在は富士通との共同出資会社 株式会社ソシオネクストの商品。

他メーカーのレコーダーも使い慣れてしまえば、こんなものかと思って使い続けてしまいますが、パナソニックのブルーレイレコーダーだと、体感的に約1/2の時間でサクサク動きます。

テレビもレコーダーも本体の中身は半導体で、要は映像専用のパソコンです。なのでCPUのスペックでレスポンスも変わってきます。

BD-XLが使えない機種がある?!

録画・ダビングするためのブルーレイディスクにはBD-R(1回録画書き換え不可)、BD-RE(繰り返し録画可能)があり容量は25GBです。2層(DL)だと50GBとなります。3層、4層はBD-XLで最大100GBまであります。

2層のDLまではほとんど全てのレコーダーで、録再できますが、BD-XLは使えない機種があります。対応表でチェックしてOKだったのに使えなかったという情報もありますのでご注意ください。

BD-XLのディスクを販売しているソニー、パナソニックは問題ないようです。

機能比較 ①全録

基本スペックでチューナー数に触れましたが、予約なしで全て録画してくれる「全録」の機種があります。

番組全て録画しても、とてもすべて見れるわけではないので必要ないとおっしゃるお客さんもいらっしゃいましたが、全録の機種のメリットは、下記の要望に答えてくれることです。

全録ニーズ

  • 番組予約、番組消去が面倒
  • 忙しくて番組予約ができない
  • 同時に4チャンネル以上録画、もしくは3チャンネル(連続録画含む)録画したい
  • 家族で使うので、3チューナー、3チャンネル同時録画では足りない

全録対応レコーダーは、最大で、7個の「地上波・BS・CS用のチューナー」を内蔵、そのうち最大6チャンネルが同時録画でき、放映番組を24時間自動で録画し続けることもできます。

いちいち番組消去する必要がなく、古い順に自動で消去していってくれるので、手間いらず

長時間モードで録画すると、最大2週間取り続けられる機種もあります。

さらに、時間帯、曜日、チャンネルをカスタマイズできるので、見ない番組を外し自分好みに設定できます。

ただし、常にHDDに録画し続けるのでHDDの寿命が短くなってしまいます。

メーカーも全録用に耐久性の高いHDDを使っているようですが、HDDは消耗品ですので全録機種購入の場合には是非長期保証をおすすめします。

全録のブルーレイレコーダーを発売しているのは、パナソニックと東芝(タイムシフト)、あと最近日本で販売しだしたフナイがあります。

ちなみに、オリンピック録画用としてパナソニックが11チューナーブルーレイレコーダーを3月12日に発売します。HDD10TB・11チューナー・4K録画まさにフルスペック!!

オリンピック丸ごと録画できるかも!?

機能比較 ②超解像

超解像とは、レコーダー側での画質補正機能です。

超解像を搭載する機種は、解像度の低い映像(DVDなど720×480)や、地デジ、BS/CS番組を、解析・修正して、テレビに応じた適正な映像に補正します。「長時間録画モード」でとった録画映像などにも有効です。

高度な超解像技術(4K超解像)で、「4K画質」まで適正にアップコンバートする高級レコーダーもあります。

この超解像は、パナソニック、ソニーのレコーダーに搭載されています

東芝、シャープ、フナイにはこの機能はどの製品にも搭載されていません。

なぜなら、こういった画質補正機能は最新の中級モデル以上のテレビにも同じような機能が搭載されているため、東芝、シャープ、フナイはテレビ側に任せる考え方でその分コストカットして価格を抑えています。

高画質機能がついていないテレビや、古いテレビにはこの機能が搭載されているレコーダーが威力を発揮し元の映像より、キレイな映像でご覧になることができます。

機能比較 ③4K録画

ブルーレイレコーダーで4K番組を録画するためには、4Kチューナーがレコーダーに内蔵されている必要があります。

2020/2月現在パナソニック、ソニー、シャープが4Kチューナー内蔵ブルーレイレコーダーを発売しており、東芝はブルーレイではなく4Kチューナー内蔵HDDレコーダーを発売しています

4K(3840✕2160)とHD(1920✕1080)では解像度の面積比4倍になるのでデータ量も単純計算で4倍と膨大になります。

せっかくの4Kの高精細・高画質を録画するなら、なるべくキレイにできればDR(ほぼ非圧縮)で残したいところです!

いくら大容量のHDDを積んでいても、すぐにイッパイになってしまいそうですね。。。

ところが両者DRでBD-R 25GB1枚に記録できる時間を見てみると、

  • DR(BSデジタル/HD放送:24Mbps):約2時間10分
  • 4KDR(BS/CS4K放送:33Mbps):約1時間30分

4倍ではなく、1.5倍の容量で済んでいます。これはビットレート(HD 24Mbps:4K 33Mbps)も関係してきますが、圧縮するコーデックが進化したからです。

  • HD=MPEG-4 AVC/H.264 MPEG-2(Hybrid VBR)
  • 4K= HEVC/H.265

H.265 (ISO/IEC 23008-2 HEVC) とは、H.264/MPEG-4 AVC後続の動画圧縮規格の一つ。非公式にはHigh Efficiency Video Coding (HEVC) とも呼ばれている。ブロックサイズの適正化など圧縮効率が優れており、MPEG-2 (H.262) 比で約4倍、H.264/AVCとの比較でも約2倍の圧縮性能を有すると発表している。

by Wikipedia

HDまで主流だったMP-4から、最新のHEVCへと変更したことにより、画質を落とさずにデータ量を小さく圧縮することができるようになり、それほど容量を気にする必要がなくなりました。

機能比較 ④スマホ視聴

最近のブルーレイレコーダーは、ネットを経由して、録画の予約や、録画番組・放送中の映像をスマホなどで 世界中どこからでも 遠隔視聴する機能が搭載されています。

スマホのアプリで操作・視聴しますが、メーカーによって対応にかなり差があります。

パナソニックは、アプリ「どこでもディーガ(無料)」で予約・視聴が可能です。さらにブルーレイレコーダー内に保存したムービー、写真、音楽も取り出せる簡易サーバー的な機能も付いています。PCでの閲覧も可能ですが、こちらは有料です。

ソニーは、アプリ「TV side view(有料¥600)」で 予約・視聴が可能です。 有料だけあってかなり優秀なアプリで、再生までにかかる時間が早く、映像の安定性に関する新技術を採用しているため、視聴は最も快適です。たまにアプリ無償 キャンペーンしていることもあります。PCでの閲覧には非対応です。

東芝は、2019/8月にアプリ「スマホdeレグザ(無料)」をリリースしました。以前は有料の他社アプリを使用して勝手にやってくれというスタンスでしたが、自社アプリで使い勝手が改善されました。最短ツータッチ再生・時短再生・リモコン機能など他社にないユーザー視点の機能が盛り込まれました。

シャープは、アプリ「AQUOSリモートプレーヤー(有料¥1.500)」を出していますが、中身は完全他社アプリのDiXiMです。他社に比べ高額なこともあり難があります。

機能比較 ⑤番組表

テレビ、レコーダーの番組表は、録画予約などでよく使いますよね。

番組タイトル、出演者などの情報は各メーカー同様ですが、デザインが微妙に違います。

ソニー番組表
ソニー番組表

ソニーの番組表は、シンプルです。

東芝番組表
東芝番組表

東芝の番組表は、ソニーの番組表と同様に余計な情報がなくシンプル。

パナソニック番組表2
パナソニック番組表 BD
パナソニック番組表
パナソニック番組表 テレビ

パナソニックの番組表は、BDは左側テレビは上に広告枠があります。

シャープ番組表
シャープ番組表

シャープの番組表は、パナソニックと同じく下に広告枠があります。

上記のようにソニー、東芝がシンプルに文字だけなのに対して、パナソニック、シャープは番組表以外にウィンドウがあり広告や番組宣伝が出ています。

文字の大きさやチャンネル数など、ユーザーカスタマイズできるのですが、広告は取り外しできません。

広告が気になる人が多く、メーカーのカスタマーサービスに広告の外してくれとクレームが多いようです。

これはアナログ放送時代から続くGガイド(TBS系列がホスト)の番組表を使っているためです。

Gガイドは番組表上に広告を載せることによりメーカーに対するライセンス料を低めに押さえた設計。

by Wikipedia

現在はデジタル放送のほとんどで、各放送局ごとに電子番組ガイドを送るためより正確な番組表が可能なのに、パナソニック、シャープは頑なにGガイドを使い続けています。

なにか大人の事情があるのかもしれません。

この番組表の広告がパナソニックブルーレイレコーダーの唯一の欠点かもしれません。

また「おまかせ録画」では、パナソニック、ソニーは再放送番組の二重録りを防止機能がついています。

シャープはドラ丸機能で「ドラマ」「アニメ」「バラエティ」のいずれか1つを選んで再放送の二重録り機能のみ、東芝は基本的なコンセプトが全録のタイムシフトなので 二重録りを防止機能はついていません。

ただし東芝は、再生機能充実に力を入れています。

らく見という「時短再生機能」や、音質を維持しつつ1.3倍の高速再生する「らく早見」など、再生時の「時短」は他のメーカーと一線を画しています。

ちなみに、ソニーは角川書店からのデータベースで1ヶ月先のドラマ・アニメを先行的に予約できる機能がついています。通常の電子番組表は8日間。

シャープは、4K解像度の番組表をいち早く取り入れました。

まとめ

最後までご覧いただきありがとうございます。

全録、超解像、4K録画、スマホ視聴、番組表と各メーカー比較してきました。その中で番組表をのぞいてパナソニックの優秀さが目立ちます。

なおかつ、当サイトがレコーダーで重要視するレスポンスにおいても一歩抜きん出ており、いまのところパナソニックがNO.1と言わざるを得ません。

それでも、ソニー、東芝、シャープも自社の得意な方向で進化していっております。

ユーザーニーズも多様化してきているので、その目的にあった機種をお選び下さい。

コメント

  1. トム・ブラウン より:

    参考になりました😁

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